サクラを使ったサクラサイト詐欺や競馬情報詐欺・パチンコ情報詐欺などにも対応しております。
この手の詐欺事件の場合、だまし取られた金額を満額回収するのはなかなか困難ですが、当事務所
では半分以上取り戻しに成功した事案が何度かあります。いずれも70から80パーセントの金銭
を回収し,金額も400万円以上でした。
あきらめずにご相談ください。
着手金は請求額のおおむね8から10パーセントです。成功報酬は実際に取り戻したときにのみ発
生します。おおむね16から20パーセントです。
1 異性を名乗る相手からメールが来て会いたいと言われているが中々会えず利用料を取られるケー
ス。
2 芸能人だという相手からメールが来て悩みを相談したりするやりとりを続けて利用料を取られる
ケースこの場合,途中でやりとりをやめると,芸能事務所のマネージャーや社長だという人から
メールが来て,事務所が最終的にお金を払うから今はやりとりを続けて欲しい,といわれること
もあります。
3 資産家と名乗る相手からメールが来て,お金をもらって欲しい,といわれるケース。
この場合もやりとりを続けて結局利用料を取られます。
以上がサクラサイト詐欺の代表的な手口です。ただし,どんどん進化しているため,これ以外の
手口もまた増えていくものと思われます。
ただし,進化しても変わらないのは,とにかくサイトの中のシステムを使わせようとすることで
す。
もしも,メールの相手方もサイトの利用者であれば,利用料金のかかるサイトを使ってやりとり
を続けようとするはずがありません。
サクラサイト詐欺の利用料金の支払い方法としては,次のようなものがあります。
1 銀行振込
2 クレジットカード決済
3 電子マネーでの支払
4 収納代行
1 銀行振込の場合
サイト業者に請求し,返金交渉宇するのが第一歩です。これにより全額ではないにしても
返金される場合もあります。
次に,いわゆる振り込め詐欺救済法に基づいて口座凍結をし,そこから回収する
という方法もあります。
ただし,最近は口座に振込がされるとすぐに引き出してしまうケースもあります。
交渉での返金が不可能な場合にはサイト業者に対して訴訟を提起します。
2 クレジットカード決済の場合
この場合にはサイト業者と交渉したりサイト業者を訴える以外に,カード会員側のカード会社
(イシュア)を相手にすることが考えられます。具体的には,請求留保の要請・チャージ
バックの要請・決済代行業者等に対する直接連絡の要請などを行います。
そして,それ以外にイシュア自身に責任があるとして,直接精勤追求することも考えられす。
また,マンスリークリア(一回払い)以外の支払い方法の場合には抗弁の対抗ができます。
3 電子マネーでの支払の場合
サイト業者に対する請求以外に,電子マネー業者に対して直接責任追及することも考えられま
す。
通常であればあやしげなサイト業者がカード会社の直接の加盟店になるということはなく
その間には決済代行業者が介在しています。
その決済代行業者に対しては①サイト業者の違法行為を幇助しているとして責任を追及する方法と
②注意義務違反があるとして過失責任を問う方法が考えられます。